前回ブログを書いてからもう3週間以上が経過している。
その間学習が進展してもうペラッペラかというとそんなことはなくて、むしろ停滞を極めていた。地震とかもあって心が疲弊していた。彼女からは「キミ、勉強する気ありますか」と突っ込まれた。やばい。
しかし僕の言い分も聞いてほしい。前回は本で学ぶのを諦めて、Youtubeを見るようにしたということを書いたのだが、台湾語Youtube、だいたい数回でネタが尽きている。
本もYoutubeも情報が弱い。これはつまるところネットワーク外部性の話だ。
話者の多い言語のほうが学習コストが低い。話者の少ない言語の学習コストは高い。プログラミング言語とかでも全てにおいてそうだ。つまり台湾ローカル言語の台湾華語を学ぶのはコストが高い。厳しい状態だ。しかし台湾華語には有利な点がある。基本的には中国語だということだ。
中国語はグローバル言語だ。数字の面だけから言ってるわけじゃなく、どこにいっても使う機会がある。台湾人の彼女はちょくちょく道端で通訳を頼まれたり買って出たりする。京都市内でもそうだし、沖縄に旅行に行った際にも高頻度であった。そのたびに、「いまのは中国人か?台湾人か?」というクイズを出されたが、僕の正答率は5割を切っていた。つまり何が言いたいかというと、ほぼ同じ言語であるということだ。
そういうわけで昨日の夜ぐらいからいろいろ諦めて中国語を勉強し始めた。黙々と以下のアプリと向き合っている。
黙々とというのは嘘だ。このアプリ、異常によくできている。問題を説いていくけど、選択式、穴埋め式だけじゃなくて発音式もあってマイクにむかってしゃべると、この単語、この音節はOKだけどここはダメ、とチェックを付けてくれる。グローバル言語の為せる技。恐るべしネットワーク外部性。
公式の解説音声だけじゃなくて、ちょいちょい現地中国人が動画つきで喋っているのも挟まって、リアルなスピーキングのスピード感がわかったりする。テンポもいいし楽しい。
そういうわけではかどっている。昨日の夜の段階でこういう感じだ。
中国語の基本的な単語を勉強か始めたので簡単な文章が組み立てられるようなった。
— ミネムラ珈琲 (@minemura_coffee) 2018年7月2日
我的弟弟是她的狗
私の弟は彼女の犬です
この段階で学んでいたことは以下だったので、自然と上記のようなことが限界になる。
- 挨拶
- 家族
- 帰属関係
- ○○は××です(ではありません)
- ○○は××をもっています(もっていません)
- 中国、アメリカ
- 犬、猫
逆に言うと上記のようなことは答えられるよう頑張っていきたいので、僕にあったら「『彼の父親はアメリカ人の犬です』を中国語で言ってくれ」とかそういう問題を出してみてほしい。中国語の犬にそういう含みがあるのか、僕は知らないけど。