困った。大変困った。1ヶ月ほど前に台湾華語の教科書を買ったものの進捗は以下の通りだ。
- CDを取り込んでGoogle Playから聞けるようにする
- 4-5ページほど音声を聞きながら読んでみる
1ヶ月の成果はこれで、つまるところ何も話せていない。そもそもこのご時世にCDってなんだ。CD再生できるデバイスもってないよ!ざっと見た感じ内容も薄い。外国語を勉強するのは大学時代のドイツ語以来だけど、そもそもなにか抜本的に足りない気がする。外国語を学ぶのが久々すぎてその違和感がなんなのかすらわからない。これはまずい。まずいぞ。
そもそもなんで30にもなって唐突に新規に外国語を学ばないといけないことになったのか。それも台湾華語。一応うっすい理解で説明すると、台湾華語は中国標準語の台湾方言で、台湾では全土で通じる。中国本土の人ともまあ会話できる。そういうやつだ。
おそらくケースとしては3つある。
- 旅行がきっかけでハマってしまった
- 台湾企業に就職した、取引先になった、台湾支店の勤務を命じられた、等の仕事上の事情
- 台湾人と付き合うことになった
旅行の趣味もないから1はないし、2もWEBサービス作る仕事しているとそうそうあるものじゃない。3のことなんて実際そうなるまで想像もしていなかったのだけど、人生はわからないもので僕の場合は3なのでした。
のんきなことは行ってられなくて付き合い始めたのは3月のこと。「台湾語勉強しないとねー」なんて甘ったれたことを言ったのはいいものの、そこからとりあえず教科書を1冊、Amazonで注文するまで1ヶ月以上かかる。そしてほとんどそれをひらかないまま1ヶ月が過ぎようとしている今に至る。
まずいまずいまずい。一緒に台湾に行ったりすることもそう遠からずあると思うのだが、彼女の実家で沈黙して愛想笑いでやり過ごす自分の姿が想像される。いまですら彼女が台湾出身の友人たちと喋っているときは話の中身は何もわかっていない。「ヤツは全然台湾語勉強してない」と眼の前で喋られても理解すらできない。いや、すでにそういう会話があったのかもしれない。このままではいけない。
このブログを始めたのはそういう事情だ。進捗を見える化することで、プレッシャーを自分にかけようとそういう算段。これを読まれている読者の皆様に置かれましては暖かく、しかし少しだけ厳しく進捗を見守っていただけると幸いです。
そういうわけでこのブログでは台湾華語に関することしか基本的に書きません。その他の内容は以下のメインブログを御覧ください。
ちなみにこの記事のタイトルは椎名誠の哀愁の街に霧が降るのだ、のオマージュです。
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読まれたことのある方はわかるかもしれないのですが、きっと次の記事のタイトルは「まだ学習は始まらない」になることでしょう。